そんなにファンでもないのに2日とも行って参りましたEdguyの東京公演。
Avantasiaでサメットさんはライブのがおもしろいとインプットされたねこまたぎ、新譜を買ってみてもピンと来なかったけど、ライブは楽しいだろう・
2日あれば違うことするだろうから2日とも見ちゃえという根拠のない期待のもと、2日とも仕事を休んで参戦。
ふたを開けてみたら
2日とも見れてよかったです♪ということで、結果よければすべて良し。Heavy Metal Party万歳!
いつも合流するメタルカラオケ仲間は2日目のみ、ということで1日目は一人。
入場してから荷物をロッカーに入れてトイレにいって戻ってきてもサイドの柵の位置をゲットできた。客も少なかったし、なんかみんなあんまり前に詰めない。
暗くなったら詰めかけるのかなと思ったのだが、All Endsが始まっても詰めてくる様子がない(^^;
まあ、楽でいいけど。
All Ends出演が決まったのはチケットの一般発売後だったので、最前列と2列目くらいはすべてEdguyファンだと思われ…、温度低い。
一応、みなさん、それなりには聞いているのだが、く~る。やりにくいだろうーな。
その中にもEdguyのTシャツを着てほとんど全曲歌いながら手を振り上げているにーさんがいた。偉い。ファンの鏡。
All Endsは試聴してはみたけど、全く興味がわかなかったので予習ゼロ。ねーちゃんボーカルなら聞くより見た方が楽しいかなとちょっとだけ期待していたのだが…。
ねーちゃんたちがねこまたぎの趣味じゃなかったようです(^^;
普通過ぎる。クリスティーナ嬢のようにかっこいいわけでもなく、シャロン嬢のようにめちゃくちゃ歌がうまい訳でもなく、アマンダさんほど迫力もなく…。
ええ、ねこまたぎは極端が好きなのです。もしかするとこの二人は「普通」が売りなのかもしれない。
ギターとドラムが異様に濃いにいさんたちで、そりゃもう、見た目はDark Moorっつーくらい濃くて(でも別にサウンドは濃くなくて)ボーカルの二人とどういう関連が…、と思わなくもなかったし。
あ、ベースのにいちゃんだけ涼しげでした。ほんとにナカマ? ってくらいに(^^;
さすがに2日目は熱いファンもいたようで、メンバーも満足していただけたかなと。
ただ、やっぱ、Edguyと比べちゃうとね、煽りも下手だし。ナニが何でも手拍子強要もどうかと思う。客がせっかく手拍子始めてもすぐ曲調が変わってついてけなくなったりするし。
サメットさんみたいに、手拍子とハイハイとオーオーを使い分けられるようにならないと。せっかく一緒にツアーしてるんだから、もっと見習ってねん、と、年寄りは思いましたです。
さて、Edguy、もう初っぱなから
会場のノリが全然違います!要所要所で歌う歌う!賛否両論といわれた新譜の曲も歌う!
Sonata Arcticaの時は、"Unia"からの曲だと会場の温度が下がるのが感じられたんだけど、Edguyのファンは違うね、みんなちゃんと新譜聞いてるじゃん。
そしてファーストアルバムの曲も歌う歌う!
すげーな、オイ。
でも、相変わらず前には詰めてこないお行儀の良いお客さん。(但し、2日目は真ん中あたりのにーちゃんたちはどーっと押し寄せていたようだが)
そして気がつくとねこまたぎも一緒に歌っている。…歌えるのは"Ministry Of Saints"だけだったはずなんですけど…。
なんつーか、わかりやすいんだよね、Edguyの曲の合唱部分。バンドメンバーもコーラスで歌ってるから口元見てるとなんとなくわかるし。
1日目と2日目でサメットさんのMCも選曲も微妙に違う。このあたりは臨機応変なエンタテイナーのなせる技なんだろうか。
1日目は「人数は問題じゃない、ステージの上も下も友達だ、一緒にHeavy Metal Partyだ!」と。
2日目は「昨日は400人、今日は800人。明日やったら1600人」とかジョーク飛ばしてたし。
「女性はいるか~」の反応に
1日目は「日本の女性はおしとやか過ぎる。暗くてわかんないんだからもっと叫べ」と、
2日目は「ボンジョビとかじゃないから云々」と(^^;
でも、メタルのライブにしては女性が多かったぞ。しかも妙齢の普通っぽい女性が。だからキャーとかギャーとか言える人が少なかっただけではないかと…。
バラードの"Save Me"では、1日目、「ケータイ出して、ディスプレーをこっちにむけろ」と。
日本じゃライターとか使えないから、そのかわりの灯りにして振れってことね(^^;
どさくさにまぎれて写真撮ってる人もいた。そのせいか2日目には「ケータイ出せ」はなかった。主催者に止められたのだろうか…。
1日目はシャツのボタンにマイクスタンドをひっかけてバランスさせて手品とかいってたし。
2日目は「髪の毛が抜けて口に入る」とかいってたし。
まあ、しかし、サメットさん、動く動く。あんだけ走り回ったら1ステージで体重3kgは落ちるんじゃないかっつーくらい。
1日目の最後の方はラインダンスばりのハイキックを披露してたし。
そしてバンドメンバーも動く動く。並んでネック振ってみたり、さっと立ち位置変わったり。コーラスの時にはマイクの前に駆け戻らなければならない。その入れ替わりが絶妙。チームワークのなせる技だなと。
ねこまたぎは1日目はベースとVの人の前、2日目はリードギターの人の前で見たのだが、
リードギターの人、かっこいい! ジャーマン、ジャーマン♪
静止画でみるよりずっといいオトコだぞ。
ベースの人もお茶目でした。Vの人は見た目に比べて動きが地味でした。
ドラムのフェリックスさんは右手に白手袋、左手に黒手袋で、多彩なドラムソロを披露したあと休む間もなく次の曲。ちょ、メンバーみんなソロの間に休んでたのに彼だけ休み無しですか!?
メンバーも終始ニコニコしながら楽しそうにやっている。
これ重要。
All Endsは「みんな、盛り上がってくれ、楽しもうぜ」って感じだったけど、Edguyは「楽しいぜ、一緒にパーティー」って感じ。なんかその場にいるだけで楽しくなっちゃう。
このへんがキャラの差といえばそうなんだろうけど、やっぱ年季の差なんだろうな。
2日目の最後にサメットさんが、「来日するたびちょっとずつお客が増える、次にもうちょっと、次にもうちょっと…、で武道館!」なんていってた。
武道館はいいから、また来てね。ライブは行くから!
…またCD買うかどうかは微妙。 < こら
>>>曲目など