
いってきましたよ、Cheap Trick、30年記念の武道館(2008年4月24日。画像は入口の看板)。
噂されていた「最初の武道館のセットリストと同じ」ではなかったけど。(過去記事:
「昔の曲だけってことは…」参照)
普通のライブのセットリストという感じ。でも選曲は日本仕様なのかな。
構成は、最初は初期の曲で固めて、中盤はいろんなのを混ぜて、最後はまた初期の曲で締める、という感じだった。
冒頭、20分間のビデオ上映というのがあった。舞台の前に白い布(過去記事:
「開演30分前」参照)があってですね、そこに映し出されるの。
内容はCheap Trickの来し方みたいなやつで、ビデオクリップとかCMとか映画やTVでのCheap Trickに関する言及シーンとかいろんなのが混じってた。
その1発目はライブ映像だったんだけど、ねこまたぎが知っている時期よりさらに若いぴっちぴちのロビンくんで、アップになったら会場から吐息が(^^;
…ちょっと惨いよなと思ったぜ、今から直面する現実を思えば。
で、始まりはおなじみの"Hello There"。白布がおちると、ステージはこれもCheap Trickらしい市松模様。床も背面も市松模様。
黒いスーツに蝶ネクタイのリック・ニールセン、白いスーツのロビン・ザンダー、黒系のスーツのトム・ピーターセン、TシャツとGパンだと思われるバン・E・カルロス。+サーポートのキーボードのおにいさん(おじさんかも)。
さすがに30年前ほどのキャーーーーーーーー、はないけどね。
で、2階席も結構立ち上がりましたよ。ねこまたぎは通路側の席だったので、座ってても見えたけど(ので立たなかったけど)。
"Come on, Come On"、 "Big Eyes"ときて"Elo Kiddies"をやらなかったので、この時点でねこまたぎは「伝説のブドーカンと同じではない」と気づいた。でもそれのがいいや。"Dream Police"も"The Flame"も聞けたし。
ロビンくん(といっては失礼だな、かなり年上だし(^^;)、歌声にあまり甘さはなく、
ハードロックって感じ。
見た目は…、膨張してますな。隣りにスリムなトムがいるとちょっと気になる。あー、膨張した分、なんとなくエロい感じに見える…。上着を脱いだ時は「体型が隠れなくなるからやめれ~」とか思ったけど、ちゃんと隠す(?)デザインのブラウスだった。
さらに気になる額。髪をまとめて団子にした時があったんだけど、剃り込みが(^^;;;;; > レベル・ジュード・ロウ
あとでほどいたからよかったけど…。 > だめだー、結っちゃだめだー
で、トムは30年前はエロかったのに、いまではすっかり抜けてしまった感じ。「あんた誰?」だけど、かっこよく歳を重ねたっぽいからそれはそれでよいのでしょう。
そして、なんか控えめで、演奏中も後ろのほうをうろうろしていた。そういう人だったっけ?
リックもやや膨張しているけど、別に違和感無し(^^; 相変わらずマイクスタンドにはびっしりフジツボのごとくピックが貼り付けてある。
バン・Eは手袋して叩いてたな。そういえば、この前のThe Policeの公演でもスチュワート・コープランドは手袋してたな。歳をとると手が荒れるのかな < こら
うわ、「ドラマーズグローブ」なるものが売っているんだ!今知った!途中、リック・ニールセンが「30年前も来たやつはいるか~」と言った時、手を挙げる人が少なかったけど、あれは
リックの英語が聞き取れなかったからだと思うぞ。まわりは30年前からのファンと思われる人ばっかだったぞ(^^;
相変わらず弾いてるんだか弾いてないんだかわからないけど音はちゃんと鳴っているリックのギター、どうもよくわからないと思ったらロビンが要所要所でちゃんと弾いてるんだった…。 > 飾りじゃないのよ、ギターは
お約束のピック撒きも、袖に引っ込んでしこたま握って出てきて紙ふぶきのように撒くとかやってたな。
そして、"Surrender"ではレコードを投げていた。CDじゃなくてレコード!。もちろんKissのレコードのはず。しかし、よく飛ぶねぇ、アリーナの通路に落ちたよ。 > ゲットしたのはおねいさんのようだった
リックとロビンは曲ごとにギターを交換するのでその間がなんとなく間抜け。 > 文字通り(^^;
Scorpionsもしょっちゅうギター交換してたのにあまり間を感じなかったのは…、あ、クラウスさんがボーカル専任で暇だったからかな。
なにかのインタビューでリック翁がいっていたんだけど、ぎゃんぎゃんギター弾くとチューニングが狂うから交換するんだってさ。ピックもがしがし弾くとすぐひっかかるようになっちゃうからぽいぽい交換するんだってさ。
そんなこんなで同窓会パーティーは1時間半弱。アンコールは"Dream Police", "Auf Wiedersehen", "Clock Strikes Ten", "Good Night"。
さすがに "Clock Strikes Ten"になったら目の前に一人で来てたスーツのおにいさん(?)も立ち上がったよ。
ああ、現役バンドはいいですねぇ。こういうバンドはもうちょっと小さい会場で見たいな。
でもCheap Trickでスタンディングは無理だな > 客のほうが(^^;
>>>2008年4月24日のセットリスト