蠍団の9年ぶりの来日公演へ行ってきた。(2016年10月6日、Zepp DiverCityTokyo)
まさかの二度目のライブハウス、なんと2列目で見れちゃいました!(一度目は
こちら)
ドイツの大御所メタルバンドScorpions、数年前にラストだといって大規模ツアーをやったけど来日しなくて、やめるやめる詐欺状態で、やっぱり続けますと言って新譜出したりして、今回は50周年記念ツアーだそうだ。
…あれ? どこから数えて50年なんだろうか。結成は1965年、デビューアルバムが出たのは1972年だそうだ。
ああ、そうか、2015年からずっとやっているツアーということねん。
Loud Parkのほうが先に告知されていたのだが、単独をやる、しかもライブハウスというからにはやっぱり参戦しなくてはということでチケットを事前申し込みした。発券したらまさかの整理番号400番台。一気にやる気がなくなる。 < こら
そんなこんなで、わたくし、ちょっと前までZepp Tokyoと勘違いしてました。9月に別件でZepp DiverCity Tokyoに来るまでは、
お台場にZeppが2つあるなんて、知りませんでした。危なかった。
で、当日、どうせ400番台だからとのんびり入場が始まるころに会場着。上げ底靴に履き替えて、暗くてどう並んでいいかわからない外で待ってたら、入場直前になって
靴底が剥がれました。なにこれ。
剥がれたのは幸い右だけだった。ツルツル滑ってあぶないじゃん。
まあ、歩けないこともないのでそのまま入場。
ドリンク受け取って、物販に並んで、迷いまくってTシャツ2枚買って、せっかく買ったからTシャツ着て、コインロッカーに荷物を入れて…。
中にはいったら、なんと端っこの前のほうが空いてるじゃないですかー。
ということで、女子の後ろの2列目につけた。見える、ここなら見える。400番台でもこの位置ってことは、
みなさん、残業の呪いにかかってますね。
客の年齢層はわたくしが真ん中くらい。思いの外、若めの人が多い。
そしてなぜか夫婦連れと思われる方々が多い(我が参戦ライブ比)。年季を感じる…。
最前列中央には和服のご婦人もいるようだ。
…終了後にみたら娘さんと一緒だった。年季どころではないな。歴史を感じるというべきか。
開始前はステージ前面に幕がかかっていた。
そうか、大御所は隠すのか > 先月のQueenがそうだった
定刻を10分くらい過ぎたところで、幕がぱさーっと落ちてライブ開始!
かなり高ところにあるドラム台の前面と背景がスクリーンになっていて、リアルタイムに撮影した映像にエフェクトかけまくったやつと予め作った映像を混ぜて投射しており、それはそれは賑やか。でもシンプル。
1曲目は新譜の1曲目だった。ライブの定石だな。
早くも2曲目がわからない。
ええと、わたくし、Scorpionsのアルバムは直近のを中心に数枚しか持ってないのです。あとはScorpionsカラオケでお仲間が歌っていた曲くらいしかわからない。 < こらこら
…この日はだいたい1曲置きにわからない感じですかねー < こらこらこら
ルドルフ兄貴68歳まじですかー! 腕の筋肉も健在だったよー!!
何気に、ギターのカッティング(というのか?)の手首の動きが超速い。ギター音痴のねこまたぎにはとても謎。え? この曲はそんな速い曲だったのか?
兄貴、2曲置きくらいにギター交換。全部V。
動きは前回に比べて抑え気味な気がした。が、"Dynamite"の時にはスキップしてたり、後ずさりしたり。思わず体が動いちゃんですねっ。
クラウスおじちゃん、相変わらずほっぺたがツヤツヤしていた。
だがしかし、70年代メドレーはいまいち精彩を欠いた。疲れている?アレンジのせい?
その後、アカペラの「荒城の月」から復活。
"Wind of Change"のとき、サビじゃないところで、会場に「歌え」と。
そこ歌えと言われても無理、日本人には無理です!
さすがに"Blackout"はみんな叫べる。振るならこういうのにしてください、お願いします。
そういえば、なぜか物販ではBlackoutのジャケ画像Tシャツが人気でばんばん売れてた。それ、着るんですかー?
クラウスさん何度か衣装替え。でも地味にオシャレであまり区別つかず。
こっちへ来たときに、中央寄りに向かってやたら投げキッスしてた。そっち方面に美女がいたのか?
相変わらずタンバリンを高く放り投げている。投げる方向があっちだったので、スタッフがちゃんとキャッチしていたかどうかは不明。
カウベルをたたくドラムスティックを撒きまくり。撒くための方便としてのカウベルみたい。
ベースの人もピックを頻繁に撒く。
兄貴はピックを鯉の餌のように撒く…。
マティアスさんは地縛霊でこっちへこなかった。
その年で胸をはだけるかー。
ギターソロの時、リズムギターは兄貴ではなくサポートギタリストだった。誰?ハービーさん(Sinbreed)に似てる。独逸人みんな似てる? 紹介あったけど聞き取れず。
…あとで情報漁ったらIngo Powitzerという方だそうだ。過去のレコーディングに参加していたり、近年はライブのサポートも結構しているようだ。
ドラムが前回と変わってMotörhead の人になっている。
アコースティック・コーナーの時に下に降りてきた。
暑苦しい。 ←ドラマーとして正しい(^^;
紹介のあとMotörhead の曲と思われるやつをみんなでやった。レミーさんに捧ぐといった感じで、背景にレミーさんの画像が映し出された。(Lemmy Kilmister 2015年没)
その後のドラムソロの途中で歴代ジャケ画像がばんばんばんと投射。往年のファンのみなさまは感激していたようだ。
"Big City Nights"で一旦区切り。
みんなで舞台前に出てきて挨拶。普通、その手の挨拶は終わりにするもんだろう。
だけど、"Still Loving You" も "Rock You Like A Hurricane" もやってないので当然のごとくアンコール。
そして期待通りその2曲がアンコール曲。
ショウを見せてもらった感じだ。
じいちゃん、頑張りますね。体が楽器のボーカリストはともかく、ギターの人たちはまだまだいけそう。
…次はアリーナだよ(Loud Park 16)
>>>続く