2007年06月06日

異彩ケイト嬢

みつけましたよ、これです、これ。
Kate Bushの東京音楽祭(1978)でのパフォーマンス、"Moving"。


この音楽祭、他に誰がいたのか忘れたけど、TVでこれを見た時はぶったまげましたね~。ほんと、この人だけ異世界でしたよ。

で、これ、マイクつけてるように見えないんだけど、ボーカルはレコードとは違うテイクなので、口パクなのか、ライブなのか、またはちょっと細工したライブなのかはよくわからない。

ケイト嬢のレコードデビューは1978年なので、デビューしてすぐの頃ということになる。1958年生まれなので20歳になったかならないかですな。ふーっふっふっふ。
彼女の場合はこの妙なパフォーマンス(?)のおかげで、TVひっぱりだこみたいだったようで、かなりたくさん過去のライブとかTV番組がYouTubeで出回っている。この「売り出され方」と彼女の音楽そのものとはちょっとずれている気もしないでもないが、それは追々。
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2007年06月07日

CD紹介 "The Kick Inside"

Kate Bushの1stアルバム"The Kick Inside"(1978)、衝撃のデビュー作っつーのはこーいうもののことをいうのだ! という衝撃作である。
Pink Floydのデイヴ・ギルモアに見いだされたというふれこみだったが、こりゃ、別にギルモアさんじゃなくても見いだしちゃうよな、という感じ。

だが、日本での売り出し方がですね。これ見てください。


The Kick Inside JP
←日本盤ジャケット

オリジナルジャケット→
The Kick Inside UK

さらに邦題が「天使と小悪魔」です。
なめてますね、完全に日本人をなめてますね > 日本のレコード会社

とりあえず、一番有名な"Wuthering Heights"(嵐が丘)を。


"The Kick Inside"
(★印はカラオケあり)

1. Moving ★
2. The Saxophone Song
3. Strange Phenomena
4. Kite
5. The Man With The Child In His Eyes
6. Wuthering Heights ★
7. James And The Cold Gun
8. Feel It
9. Oh To Be In Love
10. L'Amour Looks Something Like You
11. Them Heavy People
12. Room For The Life
13. The Kick Inside

ちなみに、なぜか"Moving"に「天使と小悪魔」という邦題がついてます。…歌詞はそういう内容じゃないと思うのだが…。 > アナタ、トテモステキ、ワタシ、メロメロ といったものみたいだけど
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2007年06月08日

妙なビデオ満載 Kate様1stアルバムの巻

Kate Bushの1st アルバム"The Kick Inside"の曲はほとんどYouTubeにあるみたいだ。30年ほど前のものなのに、よくもまあ…。
それだけ昔からケイト様の映像需要は大きかったってことかも。

ということで1stアルバムから変なのシリーズ。…変じゃないもののほうが少ないんだけどね(^^;

"Strange Phenomena"っつーくらいだから、ビデオも変です(^^;
妙な像の前で妙な踊りを披露しているかと思えば、手品のまねごとしてたり…。


"Kite"。これはTVの音楽番組でのライブだと思うのだが、ここでも妙な踊りを踊ってます。
この曲は、確か、「斬新だ!」と渋谷陽一がアルバム紹介で特に取り上げてたような記憶があるのだが…。いや、踊りがじゃなくて曲がね。


"James and the Cold Gun"。1979年のロンドン・ハマースミス・オデオンでのライブ。これ、LDにもなってたやつだと思う。
前半は普通にライブかなと思ったのだが、後半に妙なパフォーマンスが繰り広げられる…。


"The Heavy People"。また妙なダンスを披露してます…。
このへんてこなセンス、ちゃんとプロデュースする人はいなかったのだろうか(^^;



>>>普通系ビデオも見てみる
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2007年06月12日

CD紹介 "Lionheart"

Kate Bushの2ndアルバム"Lionheart"(1978)。デビューアルバムと同年発売なので、きっと書きためた曲がたくさんあったのだろう。このアルバムは、どの国も同じジャケットを使ったはず。
…着ぐるみだから日本人喜びそう(^^;




ねこまたぎは2ndより1stのが好き。なんか2ndは妙さが押さえられている気がするのだ。プロデューサーは両方ともAndrew Powell。
で、2ndで一番好きな曲、"Kashka from Baghdad"。テレビでのピアノ弾き語りライブだ。これは口パクじゃなくてちゃんと演奏して歌ってるぞ。


"Lionheart"

1. Symphony In Blue (3:35)
2. In Search Of Peter Pan (3:46)
3. Wow (3:58)
4. Don't Push Your Foot On The Heartbrake (3:12)
5. Oh England My Lionheart (3:10)
6. Fullhouse (3:14)
7. In The Warm Room (3:35)
8. Kashka From Baghdad (3:55)
9. Coffee Homeground (3:38)
10. Hammer Horror (4:39)

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2007年06月14日

CD紹介 "Never For Ever"

Kate Bushの3rdアルバム"Never For Ever"(1980)。ありゃ、たった2年でずいぶん雰囲気変わりましたな。
今までが小悪魔ったとしたら、これは魔女である。ちょっと怖いし曲も暗い(^^; 
このアルバムからセルフ・プロデュースである。セルフ・プロデュースになるとうちにこもった感じになるってのは他のアーティストでもあったような気が…。

このアルバム、どの曲が好きだったかなといろいろあさってみたけど、いまいち「これ」という曲はなかったような…。ジャケットは好きなんだけどね。



冒頭の曲"Babooshka"。へんてこ踊りは相変わらずだけど、目が怖いよぉ。


歌詞も怖いものが多い。
"Babooshka"はペンネームでラブレターを書いて亭主を試す歌。
"Army Dreamer"は若くして兵隊にいって屍になって帰ってきた息子の歌。
"Breathing"はニコチンを吸い込め、放射能を吸い込めとかいってるし…。

"Never For Ever"

1. Babooshka
2. Delius (Song Of Summer)
3. Blow Away (For Bill)
4. All We Ever Look For
5. Egypt
6. The Wedding List
7. Violin
8. The Infant Kiss
9. Night Scented Stock
10. Army Dreamers
11. Breathing

Produced by Kate Bush and Jon Kelly

>>>ビデオクリップなど
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2007年06月18日

CD紹介 "The Dreaming"

Kate Bushの4thアルバム"The Dreaming"(1982)。ねこまたぎが一番好きなケイト様のアルバムだ。全編ヤバイ感じ。さあ、もう1曲目からイっちゃってますよ~。

"Sat In Your Lap"。曲だけ聴いても怖いけど、ビデオはもっとこわいぞぉ。


そしてなんといっても、表題曲の"The Dreaming"ですな。最初に聴いたときは何事かと思ったぜ。これはビデオを見ないで曲だけ聴いてた方が怖い。あ、もちろんビデオも変ですがね(^^;


このあと、ケイト様はしばらく精神病院に入っていたという噂が…。
ホンモノですよ、だから、これ(^^;




"The Dreaming"

1. Sat In Your Lap
2. There Goes A Tenner
3. Pull Out The Pin
4. Suspended In Gaffa
5. Leave It Open
6. The Dreaming
7. Night Of The Swallow
8. All The Love
9. Houdini
10. Get Out Of My House

Produced by Kate Bush

>>>Music Videoなど
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2007年06月22日

CD紹介 "Hounds Of Love"

Kate Bushの5thアルバム"Hounds Of Love"(1985)。
今度は魔女を卒業して落ち着いたオトナの女になった感じ。とはいえ、一見、おとなしくなったようで相変わらず独特の毒は持っているのである。なんというか、毒の質がより英国的になったというか…。
アルバムとしてはすっかりイってしまっている一つ前の"Dreaming"のが好きだが、単独で好きな曲はこのアルバムのが多いかも。

"Running Up That Hill"。アルバムの1曲目。ケイト様、珍しく妙ちきりんではないコンテンポラリー・ダンスを披露しています。


"Hounds Of Love"。ちょっとドラマ仕立てになっている。相手役の男性はかなりクラシックな風貌。


"The Big Sky"。Kate様のビデオにしては普通に明るい作りになっている。はちゃめちゃだけどね。


"Cloudbusting"。このアルバムの中で一番好きな曲。
このビデオの音楽はアルバム・バージョンじゃなくて、エクステンディッドみたいだ。少年のようなケイト様がかわいい。





"Hounds Of Love

Hounds of Love
1. Running up that Hill (A Deal With God)
2. Hounds of Love
3. The Big Sky
4. Mother Stands for Comfort
5. Cloudbusting

The Ninth Wave And Dream Of Sheep
6. Under Ice
7. Waking the Witch
8. Watching You Without Me
9. Jig of Life
10. Hello Earth
11. The Morning Fog

Produced by Kate Bush

「The Ninth Wave And Dream Of Sheep」サイドのPVはつくらなかったみたいで見つからなかった。こっちサイドのが曲が魔女っぽいです。
最後のきらきらさわやかな"The Morning Fog"でほっとする、って感じ。
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2007年07月04日

ミスター・ビーンとケイト嬢というとりあわせ

本日は映画「ビーン」TV放映記念ということで。
なぜかミスター・ビーンことローワン・アトキンソンとケイト・ブッシュがデュエットしている…。(1986年のものだそうだ)
例によってアトキンソンはざとらしくノリノリである。でも、意外と歌、うまいじゃない。


会場が笑っているのだが、歌詞が聞き取れないので何がおかしいのかよくわからない…。
なんだか知らないけど、こんなのにつきあっちゃうケイト様も懐深いなと。

ミスター・ビーンは見ているとイライラするので、好きではないのだが、おもしろくないとは思わない。今までで一番ウケたのは「ネバーセイ・ネバーアゲイン」のスパイ気取りの大使館員役。このくらいちょびっと出るのなら笑えていいんだけどね。
といわけで、このライブくらいのアクだったら楽しめる。但し、歌っている内容がわかれば、だけどね(^^:

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2007年07月10日

CD紹介 "The Whole Story"

CD紹介 "The Whole Story"

Kate Bushの通算6枚目のアルバム"The Whole Story"(1986)はベストアルバムである。それまでのアルバムを全部もっているねこまたぎにはあまり関係ない代物である。
といっても、1曲だけ新曲がはいっている。"Experiment IV"。これ、結構好きな曲だ。でもなんで「実験」なのかな。
ビデオは歌詞をそのまま映像化したみたいなものである。


で、収録曲だが、ファーストからは"Moving"や"Kite"ではなくなぜか"The Man With The Child In His Eyes"が入っている。ま、この曲好きだからいいんだけど。
他はまあ、妥当な選曲かなと思う。あ、セカンドの曲が少ないな…。



"The Whole Story"

1. Wuthering Heights (new vocal) …1st
2. Cloudbusting …5th
3. The Man With The Child In His Eyes …1st
4. Breathing …3rd
5. Wow …2nd
6. Hounds of Love …5th
7. Running Up That Hill …5th
8. Army Dreamers …3rd
9. Sat In Your Lap …4th
10. Experiment IV …新曲
11. The Dreaming …4th
12. Babooshka …3rd

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2007年07月31日

そのまんま"Wuthering Heights"

Angraのdiscographyに"Wuthering Heights"って曲があるなぁ、とぼんやり思っていたら、

そのまんま、嵐が丘!?

"Wuthering Heights" by Angra. 1994年のライブらしい。


…アンドレ君ったら…。
ボーカルとギター・ソロがメタル気味な以外、そのまんまなんですけど(^^;

あー、なんだか8月25日にアンドレ君のサイン会がレコード屋であるみたいです。
8月21日発売のニューアルバムを買うと整理券がもらえるらしいです。あ、Shaamanはやめちゃったのかな。
disk unionお茶の水HARD ROCK/HEAVY METAL館

で、こちらは本家Kate Bushの"Wuthering Heights". 1986年のベストアルバム"Whole Story"収録のニュー・ボーカル・バージョン。


相変わらず怪しい踊りですな。
最後のほうはニョロニョロみたいだし…。
あ、「ニョロニョロ」ってフィンランド語でなんていうんだろうか…。
…Hattivatti(ハッティヴァッティ)だそうですね < 今調べた
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2008年03月02日

こんなところにKate Bush

昨日、映画「黄金の羅針盤」見ていてびっくりしたのだが、映画のエンディングテーマをKate Bushがやっていた。
でも、エンドロールで流れてくる歌を聴いているときは気付かず、クレジットを見て初めて知ったのだった。
声の感じがいつもと違うからかなぁ。

"Lyra" by Kate Bush。予告編レベルのネタバレありの映画映像につき、映画未見の人はご注意。


ファンタジー映画の曲としてはいまいちかな。Enyaの"May It Be"やアニー・レノックスの"Into The West"のがよく出来ていると思う…。

追記:この曲、カラオケ配信されるようです。
…ても歌えないや、こんなひっそりした曲(^^;

タグ:Kate Bush
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