創設時のオリジナルメンバー4人のうち、ねこまたぎが好きなのは分裂したGodley and Cremeのほう。名前を継いだ二人のほうにはあまり興味がなかった。
名前を継いだほうは6人編成となりそれなりにヒットも飛ばし、解散して、エリックとグレアムの二人で一時再結成して、また解散して…。
今回来日したのは10ccの名前でまた活動始めたグレアム・グルドマンと仲間たち。
別に見なくてもなぁ、とか思ってたけど成り行きで見に行くことにした。
一般発売開始翌日にチケットをとったら二桁。
え、大丈夫なの? 人来るの?
いつもはライブの時は仕事を休むのだが、今回は気合も入らないし、開演もちょっと遅い(19時半)ので、普通に仕事帰りに原宿へ向かう。
ええと、前に来たことあるんだけど、入り口がわからない(^^;
コインロッカーは会場の外にある。荷物を入れようと思ったけど、小銭がなくて諦める。いいや、どうせ後ろでまったり聞くから。
で、開演15分くらい前に会場に入ったのだが。
あら、結構人がいる。
けど、みんなゆるゆる立っているので、前のほうも密度が薄い。
背広のおじさんが多い。
この年代のこのジャンルでスタンディングは無理があるよなーと思いつつ、まあ、このくらいの会場を埋めるに丁度いいくらいの人数だ。
ほぼ時間通りにライブ開始。
…前のほうも誰も詰めません! みなさん、そのままゆるゆると立ったままです。
曲は4人時代と6人時代の曲から満遍なく。
ほとんどねこまたぎが知っている曲。
あとでセットリストをチェックしたら2人時代の曲はなかったし、
ほとんどベストアルバムに入っている曲だった(^^;
バンドは5人編成。途中、メンバー紹介があったのだが、
リック・フェン? どこかで聞いたことある名前だな、と思ったら、あとで調べたら6人時代のギタリストだった(^^;
ポール・バージェス? これも聞いたことある名前だな、と思ったらプログレの人だった。6人時代に一瞬メンバーだったりしたようだ。
リードボーカル(&ギター&パーカッション)のおじさんは、それはもういろんな声が出る。10ccの曲はファルセットから効果音的低音まであるんだけど、両方出る。すげぇな。
キーボード(&ギター&ベース)のおじさんは、アンコールの曲だけアルトサックスを…。え、こっちが本職って感じだった。
そんなこんなで懐メロ大会。10ccの曲をライブでやっちゃうって演奏力だけじゃなくてアレンジ力なんだろうなぁ。ハーモニーもかなり綺麗だ。
願わくば、I'm Not In Loveもシーケンサーだか録音音声だかを使わないで生だけでやってほしかったなぁ。彼らならできると思うんだけどなぁ。
というわけで、自分でも何しにいったんだかよくわからなかったけど、うまいオヤジバンドを聞いた、ってことで。 < ちょ
- The Wall Street Shuffle
- The Things We Do for Love
- Good Morning Judge
- I'm Mandy, Fly Me
- Life Is a Minestrone
- Art for Art's Sake
- Silly Love
- Donna
- Feel The Benefit
- Dean and I
- Rochdale to Ocho Rios
- I'm Not in Love
- Dreadlock Holiday
ーーーアンコールーーー - Rubber Bullets
<何故かこの人だけ覚えてるのよね
やっぱりウマかったか。さすがじゃ
背広集団ならまだよいではないですか
ASIAのコンサートはここは場外馬券売り場?
とみまごうようなドドメ色集団でしたよっ
さすが、ページさん、ギタリストには明るいですね。
10ccはそれなりにオサレバンドですから。
あれ、でもAsiaも産業ロック→オサレじゃなかったんだっけ?
プログレ? < オサレレベルががくんと落ちます
当時の10ccのライブは、今のグレアム主導のかっちりしたライブとは対照的に、ロックンロールバンドといった趣きで意外でした( https://youtu.be/NqniYE_Jtis )。「I'm Not in Love」ではちょっと生で歌っているのが聞こえますね。因みにこの時サポートメンバーとしてポール・バージェスも参加しています。
わたくしも"Don't Hung Up"とか、好きでーす。
まあ、自分の好きな曲がベストアルバムに入るかというと違ったりしますからね、マーケティング的(?)にはそうなるんですかね。